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2019年4月から8月に配信された「ワンダーグラビティ~ピノと重力使い~」が忘れられないブログ。 ゲーム、アニメ、特撮作品の感想、備忘録。

【ネタバレ】ワングラ4章「ニール奪還作戦」感想

2019年8月30日にサービス終了したソシャゲ、「ワンダーグラビティ~ピノと重力使い~」の感想を書いていきます。

 

ひたすらひたすら用心棒と戦います。
3編がアツい。セリフ全部書き出したいレベル。

  


【ワンダーグラビティ】第4章 予告動画「ニール奪還作戦」

 

 

 

1編 誰がために笛は鳴る

ベトーのクラブハウスから、フィオーリ宅に戻る一同。
ニールを見殺しにはできないが、現在シャロットたちのチームとベトーのチームは1位と2位であり、この直接対決で負けると順位が逆転してしまうという。
ヒューゴは、二人は欠場せず試合に出てほしい、試合が始まる前にニールを取り戻すと提案する。シャロットたちもそれにのることに。
ヒューゴは帰り際に「ニールを捨てたって本当?ニールがチームを出ていかなかったら契約を解除してた?」とシャロットに尋ねる。
シャロットはしばし沈黙し、「そのつもりだった」と答える。

シップに戻り、ノンカたちに報告するヒューゴ。
ニールはチームの迷惑にならないように出ていったのではないか?と話し合う一同。
ヒューゴは、「ニールはシャロットに嫌なことを言わせたくなかった」のでは、と語る。さっき帰りがけにヒューゴがシャロットに質問したことですね。シャロットはつらそうな顔をしていた、とヒューゴ。
ニールは何人もの重力使いと契約してきたが、重力が軽いという特性ゆえに上手くいかず、いつも契約解除されてきたという。
「実はおれもそうなんだ」一瞬ヒューゴもニールを扱いづらかったという意味なのかと思ってドキッとした。実際にはヒューゴは人より重力が重い、という特性があり、からかわれたり、仕事でも失敗してきたという。相手の過去を自分の過去に引き寄せ我が事のように悲しむ姿がどことなく『NARUTO』の主人公を連想させます。
自分は父に守ってもらえたけど、ニールは自分を受け入れてもらえず、何度も何度も捨てられて、傷つけられてきたのではないか。嘘をついたり、見栄を張ったりするのも自分の弱さを隠し、守るため。
ニールはエンデバー号にいたときでも「独り」だったのではないか?と思いを馳せる一同。
ニールを救出したら花火で合図することに。メカニックのチプールが作るとのこと。
カニックとは?

翌日、クラブハウスに乗り込むヒューゴたち。
また大勢の用心棒に取り囲まれてピンチ。グラビティバーストを撃とうとするも、ティアに「ニールのところまで辿り着けなくなる」と止められるヒューゴ。ニールがいない時は彼女がブレーキ兼ブレインなのね。
用心棒たちに「八百長が成立すればニールは無事に戻ってくる、諦めちまえば?」と言われるも、「ここでニールを見放したら、ニールはまた一つ人を信じられなくなる。だからダメだ、絶対に!」と戦うヒューゴ。
そこへアストロのチケットを買おうと迷い込んだアポロとラヴェルが乱入!ナイスタイミング。
ラヴェルを攻撃されて怒ったアポロが加勢し、なんだか共闘の流れにw
さらに、「ニールがお金持ちっぽい人とスタジアムに向かった」という情報までゲット。ナイス。

ニールに辿り着けないまま、試合が始まる。


2編 ニール奪還作戦

あっさり前半戦終了!!
シャロットとフィオーリはわざとミスを連発し、チームメイトにも様子がおかしいと伝わってしまう。

一方ヒューゴたちは試合会場に向かう手段がない。
アストロボールとは空中に円形というか球形のコート(リング)を設置し、重力使いとピノのペア10組対10組で戦う空中サッカーのようなスポーツ。
観戦もシップに乗る。タダ見を防ぐための警備などもあるらしい。
そこへノンカのシップが到着。スタジアムまで近づき、ゴージャスなシップを発見し、こっそり横づけ。ストレスがなくてよろしい。
ベトーのシップに乗り込み、またまた用心棒と戦う。ヒューゴにもダメージが蓄積していく。

 

3編 嘘つきの終わり

試合はシャロットたちのミスでどんどん不利に。サポーターからはブーイングの嵐で、監督も交代を考えるほど。

ベトーのシップにてベトー、オーランド、パトリオットと共に試合を見守るしかないニール。シャロットとフィオーリに実力を出して戦えと呼びかけるも、パトリオットに「騒がしい男はキライ」とおしおきが。ニールの気にしていることをグリグリと言葉でいたぶってくるパトリオット
ニールはそれに対し、「糸目野郎(=オーランド)だってもっと強いピノが現れたら、簡単に乗り換える」「お前もオレと同じだ」と叫ぶ。
そのとき、ドアをブチ破ろうとする音が。
オーランド「パット、扉から離れるんダ、お客さんだヨ」
オーランド、パトリオットのことパットって呼んでるんかーい!ニールには悪いがオーランドは彼女を捨てないのでは?と思ってしまいました。私がチョロいのか?

ヒューゴ、チプール、ティアが到着。
ニール、ヒューゴに何で来たんだ、オレはお前に嘘をついていたし、お前もいつかオレを捨てる、と吐き捨てる。
ああ、また自分からつながりを切ろうとしている。

ヒューゴは穏やかに語りかける。確かに契約はいつか切れるかもしれない。でも、ノーツでなくなっても仲間だよ。シャロットもそうだよ、と。
ニール「だけど、オレはまともじゃない。他のピノより重力が”軽く”てひとりじゃ満足に戦うこともできねえ役立たずなんだよ…!」

ヒューゴ「そんなの関係ない!役に立つとか、立たないとか、そんな理由で一緒にいるんじゃない。おれもシャロットも、ニールのことが…」
ゼアのピノストーリーを読むと、ニールはヒューゴのこの言葉がほしかったんだろうなと。ニールのプロフィールに「自分の深いところに立ち入らせようとしない」とありますが今はほぼ素顔をさらけ出しているなと感じました。
ケガのダメージでうずくまるヒューゴ。心配しながらもあえて「もう帰れ!」と声を上げるニール。
ベトーが彼らの青年の主張にストップをかけます。
三文芝居だの大根役者だのメタい。
3Dムービーによる戦闘シーン。パトリオットの武器の弾が星型になってるのが可愛い。ヒューゴ・チプール・ティアが連携してニールを救出。人質を奪還されたはずのオーランドはうっすら笑みを浮かべています。
「お帰り、ニール」ニールを縛っていた鎖を破壊。
救出の合図に花火を上げるはずが、チプールが「マッチをどこかに落とした」と。
「もうニールが花火になるのです!」ややヤケになってるようなw
ニールが飛び立とうとするも、オーランド達の追撃。4対2でほぼ互角。さっきのも手加減されていた…?
突然パトリオットが「…!視える、視えるわ…! やっぱりこの重力使いが、例の…!」と伝えます。
オーランドも「そうか、それがわかればもう戦う理由はないネ」と応じる。
二人が「退いた」のを感じ取ったヒューゴたち、畳みかけます。
ニール「へっ…最後に教えてやるよ。重力が”軽く”てもひとつだけいいことがあるんだ。重力が”重い”奴とノーツを組めば最強になれるんだよ…!!」

「金を払うから通報は勘弁してくれ」ベトー、意外なほどあっさり観念する。コバルトを買収していて(またかい)裏アストトを続けていたらしいけど。
リングへ向かい、シャロットとフィオーリに発破をかけるニール。チームは残り5分で大逆転を果たす。

 4編 それぞれの空

八百長なのでアストト配当金はナシ! アポロ、勝つ方に賭けてたらしく、がっかり。ヒューゴたちがコバルトに通報したのだと分かっているようです。
コバルト、2章で出てきたフォードとネオです。お疲れ様です。
ベトーのチームってどうなるんでしょうね?誰かに買われる?

再会したシャロット、フィオーリ、ニール。
しぱし無言でしたが、二人のわだかまりを解いてあげたいフィオーリが助け舟をだします。
すると、ニールは自分を切るというチームやフィオーリの判断を尊重していたことを伝えます。シャロットも、契約を解除したのはニールが使えないからではなく、自分がニールを使いこなせなかったからだと伝えました。

ニールとシャロットのすれ違い
自分の重力が軽いことを隠し、契約したニール。
ニールの扱いづらさを口にせず、自分がニールを使いこなせばいいと思っていたシャロット。
さらに、ニールはシャロットが扱いづらい自分を責めないことを気にしていた。
なんだこの負のスパイラルは。
ニールは心の底ではそれでも引き留めてほしい気持ちもあったようですが。
シャロットはニールの決断を「本心か?」とたずね、ニールが「自分で決めた」と返し、それ以上追求しなかった。本当はノーツを続けたかったのに。自分にその力がなかったから。
たびたび大口、軽口を叩くニールに「本心か?」と聞きつつ、踏み込めないところがあったのかもしれない。
スポーツ選手の場合、「チームに必要か」と、「ノーツとして共にいたい、友人になりたい」とは両立できないのがふたりの悲劇だったような気がします。

フィオーリ、ニールとシャロットの手を取り、そこに自分の手を重ねる。仲直りの握手だと。離れていてもわたしたちは仲間だと。立ち絵をピコピコ動かした演出ですが、視える、視えるぞ!3人の握手がアニメーション風にイメージできました。一枚絵を描きおろすのとどっちが楽なんだろう?とも思ったけど。

ずっとフィオーリを難しい病気にかかっていると思い込んでいたヒューゴ、やっとフィオーリが誤解を解きます。
ニールが、シップを下ろされそうになりとっさについた嘘だったと釈明しました。
1章では「最強の重力使いと契約していた」とも言っていますが、これの真意も気になるところです。シャロットを評価していて彼を「最強の重力使い」と呼んでいたセンは低そうだし(アストロボールを制した重力使いは最強の重力使いと呼ばれるらしい)。

オーランドとパトリオット。引き続きヒューゴを観測しよう、などと言いながらウルオーを離れるようです。
パトリオット「言われずともそうするよ。それがボクの役目なんだから」「すべては来たるべき”歴史”のためにーー」
なんとも思わせぶりです。彼らは何者なのか。どこの勢力に所属しているのか。謎だらけですが、再登場しません。
ワングラ、よく知らない人には「ストーリーを完結させてサ終するなんて良運営ね」なんて思われているようですが、実際には「風呂敷を広げている途中で終わった」のですよ。ああああああああ。つらい。

一方アンブレラ支部。レノンの足取りがつかめた、と出発するレイヤードとイブリック。
そういやこの人達ずっとアンブレラ「支部」にいるなあ。「本部」にいたのは6月のイベントの時だけ?
イーサンは連絡が途絶えた扱いらしい。モルグは連絡してやらんのか。縦割り組織の悲しさか。

ヒューゴにどうしてエンドロールに行きたいの?と聞かれたニール。「病気の友達」が嘘なら別に理由があるはずですが。
「まあ、いろいろあんだよ」と濁した後、チプールたちの会話で話題が変わってしまいました。
ニールはピノストーリーでシャロットと契約解除した後、「周囲を見返すために」エンドロールに行くと決意しています。この4章でヒューゴと改めて絆を結び、シャロットとのわだかまりも溶けたので、少しは怒りも収まっているのではと思ったのですが。やはり捨てられて、ノーツとして対等に扱われなかった、自分の力を発揮できなかった、という心の傷はそうそう癒えるものではないのかもしれません。
でもニールはこれ以降「仮契約」と言わなくなりましたね。

ボウゼのログの終点は、「遺跡の国トルネスコ」。
そのトルネスコに、レノンらしき人影が。つまりここにレイヤード達も?
相変わらず「引き」が強いなあ。

 

ねえ、何章まで実装する予定だったの?

配信直前に「シナリオアンロックキャンペーン」というのがツイッターであったのですが。
1章の予告が2000RTされたら2章の予告を配信→達成https://twitter.com/wonder_gravity/status/1102810975097491460

2章の予告が3000RTされたら3章の予告を配信→達成https://twitter.com/wonder_gravity/status/1105287292975931393

3章の予告がRT+いいね=1000されたら4章の予告を配信→達成https://twitter.com/wonder_gravity/status/1106859127525928960

4章の予告がRT+いいね=1000されたらギフトコードプレゼント→達成https://twitter.com/wonder_gravity/status/1108217166082592768

 さらに、感謝のしるしに5章の予告を配信

 

そのあと、30万ダウンロード突破記念に5章実装という告知

リプ欄でもツッコまれてますが、もともと5章は4月10日に配信すると予告されていたものです。不具合で12日になったけど。

リリース時のインタビュー

dengekionline.com

小林:やはり引きが大事なところもあって、配信のタイミングで公開される最後の章に1つクライマックスが欲しいとか、そういうところで意識した部分はあります。でもそこはゲームに限らず、アニメも一緒なんですけどね。

 これを読むと、制作的には最初に何章実装するかは決めていたみたいです。つまり最初から4章か5章あたりまでの実装が決まっていたのでは?

なんか運営というか、広報が空回りしてる感じでちょっと苦手というか不安にさせるものがありました。