世界の底でさけぶろぐ

2019年4月から8月に配信された「ワンダーグラビティ~ピノと重力使い~」が忘れられないブログ。 ゲーム、アニメ、特撮作品の感想、備忘録。

宅建で自分の得点を知る方法

宅建試験で自分が何点取ったのか気になりませんか?
どこを間違えていたのか気になりませんか?
※この記事は平成29年度(2017)の経験をもとに書いています。

 

宅建宅建士。宅地建物取引士。合格率約15%のなかなかの難関資格です。

 私は平成29年度(2017)に受験して2点足りずに不合格。
平成30年度(2018)にようやく合格しました。

この試験は、合格すると合格証書や登録のための案内が送られてきますが、
不合格者には何も送られてきません。インターネットで合否を確認するのみです
(または各都道府県の宅建協会に掲示されるようです)。
もちろん試験時に問題用紙に自分の解答を控えておいて、予備校の模範解答や合格発表時の正式な解答をもとに自己採点すればいいのですが…。
2択に絞った後、どっちを書いたっけ?とか、最後の見直しで土壇場で解答を変える、なんてこともありますよね。
最悪、自分の自己採点では受かっているのに不合格になっている! と悩むことも。


宅建で自分の得点や解答を調べるには「個人情報開示請求」

「個人情報開示請求」で自分の得点・解答を知ることができます。
まず自分が試験を受けた都道府県の協力機関に問い合わせます。
(試験案内やホームページに連絡先があります)

 すると「保有個人情報開示等請求書」という書類を送ってくれます。

郵送でのやり取りの場合、

保有個人情報開示等請求書
・本人確認書類
・手数料
・返信用封筒
を送ります。

保有個人情報開示等請求書
記入例が同封されているので真似して書けばOK。
・本人確認書類
運転免許証など住所・氏名・生年月日・顔写真が分かるものが必要です。
郵送の場合はコピーを送りますが、回答書と一緒に返してくれます。
・手数料
私が手続きした2017年度の場合
・得点と解答内容のデータ 1000円
マークシートの写し 1000円
(解答用紙の写しは、合格発表から1年以内に限ります)
ゆうちょの「定額小為替」を同封して支払います。発行に100円の手数料がかかります。
・返信用封筒
いわゆる「長3封筒」に自分の郵便番号・住所・名前を書き、簡易書留分の切手を貼ったものです。

本人確認書類、つまり個人情報入りですので、こちらからも簡易書留で送りましょう。

送り先は「一般財団法人不動産適正取引推進機構」です。

たった数千円でモヤモヤが消えるなら、安いものです。

なお東京に行ける人なら、直接試験団体である「一般財団法人不動産適正取引推進機構」に行って手続きもできます。手数料も現金で払えます。

 

令和の宅建試験は進化している?


 「ほーん今年の試験は10月20日で、結果発表は12月4日かー」と試験団体のホームページを眺めていたのですが、令和元年度(2019)の願書サンプルPDFを読んでビックリしました。

受験料がATMで払えるようになってる!!(衝撃)
私が受けた2017・2018年度では、窓口で払わないといけなかったんですよ!
お昼休みに郵便局に駆け込んで窓口で受験手数料を払い(職場近くの郵便局は振り込みなどが16時までなので)、払込証明書を願書に貼り付けて封をして、また別の窓口で簡易書留で願書を送ったのです。
あまりにめんどくさいので2018年度はインターネットで申し込みをしました。

こちらはこちらで受験手数料をクレジットカードかコンビニ払いにできるのですが、写真データを指定のソフトで指定の大きさに加工して送る、というひと手間がかかります。

 

ほとんどの資格試験・検定では不合格者にも通知が来ますし、自分の得点が分かるようになっています。そのうち宅建でもシステムが進化して、いちいち個人情報の請求をしなくても済むようになるのかもしれませんね。